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価格設定の権利について

2020.06.20

コンテンツの価格設定は販売側の自由です

最近は業界内でもオンラインサロンや、note、メルマガなどWEBコンテンツ、メディアサービスを販売する方が増えてきています。

販売者はコンテンツの価格を数十円にしようと数百万円にしようと問題ない(実際は各販売サイトの設定下限・上限によります)。

また、コンテンツの「内容」も販売者次第です。

価格と内容のバランスは、信用に依存すると考えます。
コンテンツの価格と内容のバランスに『買い手が満足しなかった』場合、想像していた商品・サービスの質が料金以下だと感じると販売者の信用・信頼は失われてしまいます。

以上のことから、有料コンテンツの料金設定は非常に難しいと言えます。
実際、“全員が納得する価格”は不可能であり、必ずどこかで折り合いを付ける必要があります。

有料コンテンツには販売者・購入者・他者の三者三様の視点があり、“公平な価格”は存在しません。
販売者が『自信を持って提供できる価格』とするのが最善ではないでしょうか。
懸命に作り上げた渾身の作品が、「無価値」と見なされるケースもあれば、その逆もまた然りです。

販売して初めて、購入者からの反応が得られます。
高評価ならば良いですが、クレームは真摯に受け止め、出来るだけ改善することで今後の価格設定の大きな指標となります。

プラットフォームが潤沢な現代、「表現者」の活動の幅も広がってきています。
自分のコンテンツを売りたい!と考えた時、己が費やした労力と時間、何より注いだ情熱に勝る価値基準など無いように思えます。
しかし、最後の判断を行うのは買い手です。
その積み重ねこそが、適正価格に近付く唯一の方法だと考えられないでしょうか。

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