【柔整】金属副子等加算について
2025.12.19
金属副子等加算の対象となるのは、骨折・脱臼の整復および不全骨折の固定時に使用した
固定部品が金属副子、合成樹脂副子または副木・厚紙副子である場合です。
算定は整復料または固定料に加算となります。
固定部品
金属副子とは→針金・金属板(アルミなど)を用いたシーネ
合成樹脂副子とは→水で濡らすと固まる吸水硬化性のもの、温めると柔らかくなる熱可塑性などの特性を持つもの
厚紙副子とは→厚い紙を固定具として、水で濡らすと変形しやすいもの
アルミ副子とは→アルミ板にウレタンフォームを貼り合わせたもの
加算料は部位ごとに金属副子等の大きさ、数にかかわらず1,000円となります。(包帯などの費用を含む)
また、3部位目以上に係る逓減の算定は行いません。
加算の際は申請書および施術録へ記載する必要があります。
申請書記載内容
・金属副子等を1部位のみ使用した場合、金属副子等加算欄へ合計回数と合計金額、金属副子等加算日へ加算日記載
・2部位以上使用した場合、金属副子等加算欄へ1部位目と2部位目以降の合計回数と合計金額、金属副子等加算日へ1部位目加算の月日
摘要欄へ2部位目以降の交換した部位と加算日の年月日を記載
★(摘要欄記載例)右下腿骨骨折 1回目 7.12.1 2回目 7.12.25 ★
施術録記載内容
金属副子等を使用又は交換した年月日、交換した際の理由を記載
【交換が必要な場合の算定基準】
☆算定に関する基準☆
・交換が必要となる場合は2回まで後療料に加算が可能です
・加算が認められるのは骨折の癒合日数、脱臼の固定に要する期間が目安です
☆交換が認められる条件☆
・負傷部位の状態が変化したことにより、金属副子等の大きさ、形状の変更が必要な際の交換
・金属副子等が破損した場合による交換
・汚れなどにより衛生的に使用できない場合による交換
【算定対象外】
・単なる交換、サポーター固定など
・包帯・綿花などの衛生材料のみの使用や交換
※保険者によって見解が異なる場合があるため、都度ご確認ください※
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